マンション管理組合理事長ブログ

築42年既存不適格マンションの建て替えは可能か?

一番つらいことは組合員の無関心

マンション管理組合の理事長をやっていて、一番つらいことは、組合員、つまり所有者の皆さんなんですが、何を考えてみえるのかよく分からなく、(一見)無関心にみえることです。

今回の管理会社の件に対しても、無関心なのか、よく分からないからなのか、ほとんど何も発言することなく、「どう思われますか?」と尋ねても、ほとんどの方が「分からない」とおっしゃるのです。

今回、決算が問題になっているということはお金の問題なんですから、「私達の財産が……」とか「お金がなくなっているかもしれないのですよ」とお話しても、ほとんど危機感を持たれている感じがしないのです。

決算は前期の問題なわけですから、前期の役員さんたちに集まってもらおうとしても、もう済んだから、つまり自分の役目は終わったからと出てみえない方がみえます。

人それぞれですし、今に始まったことでもないのですが、そうしたことが続くと結構応えますね。

それに、さすがに築42年の都市部のマンションですから、所有者の高齢化も進み、仮に相続しても、家族数名で住むほどの広さもなく、賃貸に出される方も増えてきていますし、中には投資で所有されている方もいます。

随分価値を下がってきていますので、売りに出た場合、時に若い方が買われることもありますが、若い所有者の方は少なくなっています。

管理組合の総会にしても、そうした若い方が出てみえることはほとんどなく、毎回ほぼ決まった数十名が出席される状態になっています。

先日、相談に伺ったマンション管理士さんがおっしゃっていましたが、名古屋の民間マンションで建て替えに成功した事例はないそうです。

そりゃそうですよね。実感として感じます。

とは言っても、放っておいたら、老朽化でどうしようもなくなってしまうと思うんですよね。そういう危機感を持ってもらういい方法はないものでしょうか?